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U.F.O.の箱買いは「大人げない」のか?
社会人なので結論から先に言いますが、「断じて大人げなくない」です。
当時ど田舎の1Kアパートで暇を持て余していた私は、子供の頃に憧れた大人の在り方を思い出しました。
「好きなもので山を作るんだ!」
免許も特別なライセンスも必要ありません。
私たちは特別な存在でもなければ、世界を救うヒーローでも、誰かを傷つけるヴィランでも、自由気ままに昼寝をする猫ちゃんでもないのです。
ただ私たちは確かに人であり、社会人にでもなれば誰もがあのカップ焼そば、「U.F.O.」1ダースのオーナーになれるのです。
意外かもしれませんがキャッシュで購入できます。
地鎮祭は届いたU.F.O. 1ダースを置く場所で、お日柄は大安の日の午前中、両親を呼んでの餅まきと、習わしや行事の段取りも欠かせません。
つまり何が言いたいかというと「とにかくテンションが上がる」

そう、「とにかくテンションが上がる」のです。
大の社会人が子供のころの気持ちを持ち続けていてそれを実行することが。
上司や先輩の前で雄弁に仕事を語るよりも、机に座りながら後輩指導するよりも、ずっと気分が良いものです。
大学生の頃に髪の毛をブラウンに染めて、パーマまで当てていたのは無自覚にU.F.O.を意識していたからなのかもしれません。
そして今や社会人であり、ほとんどのことを親父が決めていたあの頃ではありません。
子供の頃に憧れた大人になれるかもしれません。
なんでテンションが上がる?
その1.子供の頃の夢を叶えられた
私の子供の頃の夢は「好きなものを好きなだけ食べる。」でした。
ですが、好きなものに限って「やれ食べ過ぎは身体に悪い」だの「やれ食べ過ぎは虫歯になる」等と言われては雀の涙ぐらいにしか食べることができませんでした。
両親が私の身体を心配しながら育ててくれたことには、もちろん感謝してもしきれません。
しかし大人には責任こそ伴いますが、夢を叶える自由も与えられます。
その2.食っても食っても次がある余裕
何事においても余裕を見せる人は魅力的な印象を与えます。
それはU.F.O.においても例外ではなく、1ダースの余裕は都度買いの厳かさをも凌駕します。
その3.ネット購入で小っ恥かしさもなかった
恥じる要素など一つもないのですが…。
その心は気高き紳士たる故か、ただの雑念か、U.F.O. 1ダースを目の前に世の中の社会人はクールに無表情を決め込んでしまいます。
私もその中の一人に過ぎませんが、内心は欲しくて欲しくてたまらないのです。
それが20世紀末の文明の力「ネットショッピング」でなら、傍から見てLINEで異性を食事に誘うのと同じ格好で、U.F.O. 1ダースを手配することができました。
その4.結果的に食費が浮いた
U.F.O. 1杯を1食と考えたら1食数百円程度だし、日持ちもするので食べたい時に1食分として消費することができます。
あとは自分の中にある罪悪感と折り合いをつけるだけで、大胆に箱買いした割には結果的に安く上がります。
物価高が進む昨今でローリスク・ハイリターンな出費です。
やっぱり大人げないことをするのは楽しい

子供じみたことを大の大人が一生懸命やるのは自分がやるのも、人がやるのを見ていても楽しいものです。
なまじ身体だけ大人になってしまったばかりに、新しいものに対して新鮮な感動が薄れてしまった今だからこそ、大人の力での、大人の嗜みとしての子供返りが人の感性に響くのかもしれません。
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