ビジネス横文字の多用はなぜうざいのか?人から嫌われる5つの理由

つぶや記

ビジネス横文字嫌いですか?

著者自身もビジネス横文字については、つい気後れしてしまうタチです。

でもでも、ひょっとしたらビジネス横文字が多様されるようになったに至るまでの間には、私なんかでは想像できない、重要な経緯があったのかもしれない。

そんなことを思いながらその背景を調査しようとしましたが、特に情報が出てこず…。

というわけで、本記事ではビジネス横文字やその支持者にごりっごりの敵意を示しながら、毛嫌いしてしまう理由について考えていきたいと思います。

まず、日本語はダサくない!

日本語がダサいと思っているなんて、とんでもない。

日本語には「はい」や「いいえ」を超えた曖昧かつ繊細で、だからこそ奥ゆかしい表現が山のようにあります。

でも、どっちつかずの表現が良しとされないこの社会だから、ハッキリとしたことを端的に伝えられる言葉が優遇されるのかもしれません。

とはいえ、かき混ぜた納豆をもぐもぐと、冷奴には醤油をかけてほころんだ顔で食べる私たちですから、使う言葉も無理に横文字ばかり並べてないでナチュラルな日本語で良いのではないでしょうか。

ビジネス横文字の多用は「裸の王様」に見える

本来言葉とはお互いに意思の伝達が滞りなくできるものであるべきで、相手に伝えることを第一に考えなければなりません。

ここで勘違いしたくないのは、相手が知らない言葉を並べることは、決してカッコ良いことではないということです。

しかしどういうわけか、ビジネス横文字を流暢に多用していると、なんだか自分に自信がついてきます。

そして、相手の知らないビジネス横文字をべらべらとまくしたてて困らせたなら、自分が相手より仕事のできる奴に見えてきます。

そのような独りよがりの自己満足では言わば「裸の王様」状態であり、本来なら便利なビジネス横文字でさえも「馬鹿には見えない服」と化してしまいます。

言葉の暴力にもとって見られる

一方的に相手の知らない言葉を並べて、自分の主張を繰り返すことをもはや言葉の暴力と呼ばずして何と呼びましょうか。

その題材としてビジネス横文字を利用されるケースも多いため、ビジネス横文字自体がウザがられてしまっているように感じられます。

ビジネス横文字の中にも、それを用いた方が相手に簡潔に分かりやすく物事を伝えられる便利な言葉もあるのに、それすら使いにくくなってしまうのはなんだかもったいないですね。

ビジネス横文字に限らず、言葉は包丁やハサミと同じように、使う人の責任に委ねられています。

平気で人を傷つけるだけの言葉、簡潔で伝わりやすい言葉、人を思いやる言葉…、いずれにしても、相手がどのようにそれを受け取るかまでを想像できる自分でありたいものです。

日本語で言った方が早い言葉が結構ある

  • 「コンセンサス」=「合意」
  • 「ペンディング」=「保留」
  • 「スコープ」=「範囲」
  • 「ユーザビリティ」=「満足度」
  • 「モニタリング」=「監視」

いや…、それ日本語で言った方が早いやん…。

中にはそう思うようなビジネス横文字も調べてみたらいっぱい出てきました。

いちいち長ったらしくカッコつけたような言葉を選んで使われたようではたまったもんではありません。

会話中、ずっと疑問が引っかかって、人によってはそれ以外の会話が耳に入りづらくなることもあり、不親切だと感じてしまいます。

とは言え、ビジネス横文字を使った方が相手に伝わりやすいなど、その言葉遣いがしっかりと定着している業界や業種、業務内容があるのかもしれません。

いずれにしても、人に伝えることを第一に考えた話し方や言葉選びが重要ですね。

そもそも胡散臭い…

ビジネス横文字を使用する人の本心が、相手と会話することではなく、「カッコつけたい。」だの、「仕事ができる奴に見られたい。」だの、といった気持ちが先行してしまっていると、とても胡散臭く感じてしまいます。

会話を成立させることよりも、自分をよく見せたい気持ちが全面に表れるので、本心が分からずに疑いの気持ちを抱いてしまうためです。

本当にできる人は知っているビジネス横文字の知識をひけらかすことで「仕事できる人アピール」をしないし、相手の立場を考えた上での言葉選びがきちんとできる人ではないかと思います。

ビジネス横文字の多用は使っている本人の気持ちはノっているでしょうが、それは独りよがりで、相手からしてみれば胡散臭く思われかねないので、相手にきちんと伝わるような言葉選びを心がけるべきです。

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