ひとりぼっちが寂しいから常に誰かと一緒にいるけど、何だか人間関係つかれたなぁ…。
おっとそりゃおめ、無理に色々深入りしすぎちゃ、おめぇが持たねぇよ。
もっとドライでいいんだぜ?
職場の人間関係に深入りしない方が良い理由
職場の人間関係に深入りしない方が良い理由はたった一つで次の通りです。
それでは、人間関係がギスギスしてしまう具体的な理由について解説していきます。
人に期待感を抱いてしまうため
職場の人間関係であっても、人と深く関わってしまえば、無意識のうちにお互いに対して期待感を抱いてしまい、その期待を裏切られたと感じたときに、腹を立てやすくなってしまいます。
また、暗黙の了解でお互いに期待を裏切ってはいけない、という変な緊張感が生まれ人間関係が息苦しく感じるようになってしまいます。
「はじめから期待なんてしない」といえば、冷たい言い方になってしまいますが、人に対して腹を立てないためにも、また自分自身が疲弊しないためにも、人に期待感を抱かないようにすることは大切です。
お互いに過度の期待をしないためにも、ドライな関係をつらぬき通すのがベストです。
人の見たくないところまで見えてしまうため
深く関わることでもっと仲良くなれることもありますが、逆に嫌いになってしまうケースもあります。
これは、ほどよい距離感を保てば見えずに済んだであろう人の嫌なところが、深入りすることで見えてしまったためです。
これは逆パターンも然りで、もちろん自分が嫌われてしまう可能性もあります。
派閥に取り込まれるため
会社内での派閥問題はできるだけ関わりたくないものですが、人に深入りすることでその人の派閥に取り込まれてしまう可能性があります。
自分が派閥争いをする気は全くなかったとしても、人の色眼鏡で所属派閥が決められるので、火の粉が自分にも降りそそぐことになります。
堅実に仕事がしたいのであれば、付かず離れずの希薄な人間関係に留めておくべきです。
「当たり障りなく」が通用しにくくなるため
一度でも人間関係に深入りしてしまえば自分側と相手側の双方に仲間意識ができるため、ドライな対応をしづらくなってしまいます。
深入りした後なのに急に当たり障りない態度をとってしまうと冷たくなったと思われ人間関係が悪化してしまう可能性があります。
深く関わった方が人と話していて面白いこともたくさんありますが、同時に人間関係の面倒な側面にも足を突っ込んでしまうことにもなります。
特に職場では人の数だけ人間関係が複雑化するのに、深入りすることでその各々との関わり方まで入り組んでしまいます。
そのため、最初から適度な距離感を保ちつつ、初めから「当たり障りのない」人間関係をつらぬき通すのが良いです。
人間関係をドライにするためのやり過ごし方
人に期待しない
先述の内容と同じにはなりますが、人に期待をしてしまうと自分や人に対して次のような心理的な負荷をかけることに繋がります。
- 自分が持つ期待感の人への押し付け
- 期待通りにならなかったときの失望感
- 自分も人の期待に応えなければならないという強迫観念
結果として、人に対して腹を立ててしまったりと、人間関係に悪影響を与えるような気持ちを抱いてしまいます。
人間関係をドライにやり過ごすのであれば、初めから人に期待をせずに、「まあ自分が何とかするさ」ぐらいの軽い気持ちで臨みましょう。
人の噂話や悪口に乗らない
ついつい職場の人の噂話や悪口には聞き耳を立ててしまうのが人間の心理ですが、そこをぐっと堪えて一切無関心でいましょう。
噂話や悪口のような悪い話は、言う人達との間で結束力を生みやすく、どんな話よりも速く深入りしてしまうこととなってしまいます。
しかも一度でもこれらの話で仲間の輪に入ってしまうと、その変な結束力のせいで抜け出しづらくなり、ドライな姿勢で居られなくなってしまいます。
そうなると、人間関係に疲れてちょっと周囲と距離を置きたくなったときに、それができずにストレスとなるので、自分のためにも噂話や悪口で人と盛り上がるのはやめましょう。
適度に冗談も言う
ドライにやり過ごしたいと言えども、頑なに人との関わりを避けていては、関わりづらい印象を持たれて孤立してしまいます。
そうならないようにするには、先ずぶっきらぼうな態度になってしまわぬよう心がけましょう。
そのために確実なのは、ちょっとした冗談を会話に取り入れるだけでも、ドライながらに良い印象を与えられます。
気をつけるべきことは、「他人イジリ」や「冷やかし」などで笑いをとることを避けて、誰も傷つけないような冗談を選びましょう。
まとめ
職場の人間関係は近すぎても疲れてしまうため、あまり深入りせずドライにやり過ごすのがベストです。
職場の人間関係に疲れはつきものですから、本記事がそのようなことで悩んでいる方の一助になれたのであれば幸いです。
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