
職場の人間関係がつらくてもう辞めたい…。

早まるなよ…。
これまでのキャリアを捨てるのはもったいないぜ。
一度冷静になるんだ。
なにがそんなに辛いんだ?

お前は仕事ができないって言われて給料減らされたんだ…。
休日でも動悸がして、もう辛くて…辛くて…日常生活すらままならないよ!

それは…辛い思いをしてるんだな。
退職や転職は本来なら踏み出す前にじっくり時間をかけて考えなければならないのだが…。
背に腹はかえられまい…。
職場の人間関係でこれが当てはまったら即退職!

- 職場が私生活を脅かす存在であること
職場を退職しても良いと即判断できる場合は、上に示す場合のみで、これに当てはまらない場合は退職・転職をおすすめはできません。(何でおすすめできないのかは後ほど)
仕事は生活のための手段であって、その手段のために身を置く職場が私生活に悪影響を及ぼすものであったのなら、そもそもの目的が破綻しているからです。
職場が私生活の脅威となるケースは次の通りで、それぞれについて説明していきます。
- 金銭的脅威
- 身体的脅威
- 尊厳の脅威
金銭的脅威

君はもう正社員じゃない。明日からバイトね。

しゃ…社長〜〜〜〜〜〜!!!
不当な給料の減額などで経済的に生活に支障をきたした場合は、すぐにその職場から逃げ出しましょう。
実際に私もこれに近いことをされて逃げました!
身体的脅威

- サザエさんやってる…あれ?何でだろう。ナミダガデルヨ……?
- 会社の前で身体がフルエルヨ……??
- 土日になると下痢スルヨ……???
- 眠たいのにネムレナイヨ……????
豊かな人間生活のために仕事をしているだけなのに、健康を害するレベルでダメージを受けているあなたはすでにH.P.ゲージがデッドラインにギリギリの状態です。
「めのまえが まっしろに なった!」となる前に退職・転職を決意しましょう。
尊厳の脅威

使えねーなお前は!

うわっ、気持ち悪ぃから近寄んなよ!!

……仕事してるだけなのに、生きている気がしないよ。
…もう論外ですよね。
人間らしさを取り戻すべく一刻も早く逃げ出しましょう。
それ以外の場合は即時の退職(転職)はおすすめできません。
職場の人間関係がつらくて悩んでいる場合、先述の日常生活に支障が出るレベルでない限りは、退職は得策ではありません。
たしかに、仕事の嫌な気分を休日に持ち込んでしまうときもあるとは思いますが、その気持ちは一時的なものか、しばらく立っても不安感、イライラなどの気持ちから解放されないのかを落ち着いて経過観察しましょう。
現職を退くことは人生においてそれなりに大きな選択です。
一度立ち止まって、冷静に自分が置かれている状況を把握しましょう。
そしてじっくり時間をかけて考えるのです。
なぜ多くの場合はすぐに退職(転職)を考えない方が良いのか?
転職の希望理由が人間関係などの職場環境に起因するとき、なぜ安易に退職(転職)しない方が良いのでしょうか?
- どの会社でも人間関係の悩みはあるため
- 冷静に判断できないときの大きな行動はリスキーであるため
どの会社でも人間関係の悩みはある
現職の人間関係に嫌気がさして仮に転職したとしても、そこでまた違う種類の人間関係に悩まされる可能性があります。
人間関係の悩みは絶対に面接などの短い時間ではみることができませんから、ある意味運ゲーに近い内容です。
実際に私も2回転職して3社経験していますが、どこに行っても人間関係の悩みは当たり前のようにありました。(今ももちろんあります)
つまり、人間関係の悩みが原因の場合は退職・転職をすぐに考えない方が良いです。
冷静に判断できないときの大きな行動はリスキー
冷静に物事を一歩下がって見れないときは、往々にして何かをやらかします。
私も職場の先輩が退職する話を聞いた当日に、いろいろな考えが混じり行くなか、ぼーっと車を運転していたら、自宅のコンクリートで車を擦りました…。
人を怪我させたとかでなくて本当によかったのですが、やっぱり人間は冷静でなければまともな判断を欠いてしまうことを痛感しました。
退職・転職とは「何かを得るために、何かを失う行動」です。
失ったものより得たものの方が大きくなければ意味がありません。
このような人生を懸けた大きな判断は、絶対に誤れませんし「冷静さ」こそが最重要です。
つらい人は「転職活動」がおすすめ
「転職」と「転職活動」は違う意味
- 「転職」…他の職に変わること
- 「転職活動」…転職のための一連の活動
つまり、転職の必要性を熟考するためにも、一度でも転職活動をして世の中を見てみましょう、という行動です。
一人で思い悩むよりは世の中が広いことを再認識でき、気持ちがすっと軽くなるはずです。
私が人間関係に悩んで転職活動をしたときに相談に乗っていただいたキャリアアドバイザーの方曰く、「次の会社に行く、行かないは別としてとりあえずエントリーして、面接受けてみるのも全然アリ!」とのことでした。
結局その時は1社内定をもらい、辞退することとなりましたが、その転職活動で精神衛生面の安定を得ることができました。
- 自分のキャリアを頭で整理することができる
- 自分のキャリアを必要としている業種や職種が分かる
- 社内で思い悩むよりも世間を知ることができる
- 現時点での転職の必要性を検討することができる
- 意外と何とかなると気持ちが軽くなる
- 自己肯定感が上がる
- 自分が叶えたいことと会社の考えがマッチすればいつでも行動に移せる
ただし、自分の転職活動のために会社様にお時間を取ってもらうこととなりますので、誠意を持って転職活動に臨みましょう。
まとめ
人間関係の悩みは尽きません。
職場の人間関係に疲れて退職(転職)をしたくなった場合の考え方についてご紹介させていただきました。
この記事を最後まで読んでいただいたあなたの一助となれば嬉しいです
ぜひご参考としてよろしくお願いいたします。
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