職場でプライベートを聞いてくる人。人間関係を悪くせずにかわす方法はあるか？

仕事とは関係ないプライベートに関わることをずけずけと聞いてくる職場の人に悩まされていませんか？

本記事ではプライベートを聞いてくる人を理解した上で、人間関係を悪くせずにかわす方法についてご紹介したいと思います。

是非最後までお付き合いください。

職場の人間関係の悩み「プライベートを聞いてくる理由」とは？

まずプライベートを聞いてくる理由として次のことが挙げられます。

個人的関心として興味があるから

まず、純粋にあなたのことについて興味があるために聞かれている場合があります。

悪意はないかもしれませんが、言いづらいようなことまで聞かれてしまったら少々困りものです。

相手からしてみれば、「気軽に話そう。」とか「こいつは自分にない考えを持っているな。」とか「仲良くなりたい。」などの肯定的な気持ちをあなたに抱いている可能性があります。

親しみを込めてくれている相手の気持ちは無碍にはできませんが、やはり言いたくないことについては無理に言う必要はないでしょう。

人イジリのネタにしたいから

とにかく人をイジっていなければ気が済まないタイプで、イジるネタを探すためにプライベートにまで足を踏み込んで聞いてくる人がいます。

イジる人のタイプとしては、テレビの真似事をして注目を浴びたい承認欲求タイプや、自分以外の人にスポットライトを当てることで自分を目立たないする自己防衛タイプなど、さまざまなものがあります。

何はどうであれイジるという行為は、他人を見下しながらも他人を思いやる力が伴わなければ成立しない、高度なテクニックではありますが、軽々しく人のプライベートを聞いてくる時点で人を思いやる力があるとは思えません。

深く真剣に関わらないように、さらっとあしらうのが良いでしょう。

情報量で人より優位に立ちたいから

自分の身の回りの人の情報を振り撒き提供することで、自分の存在価値を見出そうとするいわゆる「噂好き」がいます。

このような人は次の噂話の題材を探しに、人の公私を問わない話を聞きまくってきます。

彼らのタチが悪いのはそのことを悪いとは思っていない者もいるということです。

人の噂話の提供者として振る舞うことで、自分の自信のなさをひた隠しにしようとしているのでしょうが、噂話の題材にされてしまった人からしてみれば迷惑でたまりません。

「人のことばかり聞いてくるくせに、自分の話しを全然しないな。」と思ったら逆に同じ質問で返してみるのも手です。

会話が途切れるから

単純に会話が途切れたために、話題作りとしてプライベートを聞かれることがあります。

この場合は別にあなたのプライベートを探るのが目的ではなく、あなたと居ると間が持たないと思われている可能性があります。

会話が途切れないように、相手からあなたへ質問を繰り出されるため、あなたは「がんがんプライベートを聞いてくるな。」と思ってしまうのかもしれません。

相手からすると「こちらから聞いてもすぐに会話が終わるやん。」と思われることでしょう。

しかし、言いたくないようなプライベートの事情については、無理して応える必要はありません。

その人との関係を悪くせずにかわす方法

それでは、角を立てずにプライベートを聞いてくる人をさらっとかわす方法はあるのでしょうか。

著者は基本的には次の方法で逃げています。

それでは一つずつ解説していきます。

正直に「言えない」と伝える

まず一番にするべきは、正直にあなたの気持ちを人に伝えることです。

言いたくないことは正直に「言いたくないです。」と伝えましょう。

その時に理由を一緒に伝えると理解してもらいやすいですが、「仕事とは関係ないので。」などと相手でも分かっているようなことを理由にしてしまうと角が立つので、あなたの気持ちを正直に伝えるようにしましょう。

それで理解してくれないような人であれば、あなたが頭を悩ませるのもおかしな話なので、その人とはあまり深く関わらないようにしましょう。

言える事・言えない事を決めてておく

職場で雑談をすることはしごく当然のことなので、プライベートを聞かれることもまた想定内のことと言えるでしょう。

そのため、一度自分のプライベートに関わることを思い起こし、その中で別に言っても良いことと、言いたくないことを頭の中で仕分けておきましょう。

そうしておけば、いざプライベートを聞かれたときに言える範疇であれば言えるので、人間関係を悪くすることなく、自分のプライベートを守ることができます。

嘘を言ってごまかす

とはいっても、想定していなかった質問が来たときに、それが答えたくないような内容だった場合に困ってしまいます。

もし不意打ちでそのような質問をされてしまった場合は咄嗟に嘘をついてごまかしましょう。

プライベートはあなたしか知り得ない話ばかりなので、相手も調べようがなく比較的に嘘はつきやすいです。

ただし、後々に自分自身を苦しめることになるような嘘や、すぐにバレるような嘘は言わないように気をつけましょう。

あくまで言うべきは一貫性のある嘘や、つき通しても問題ないような嘘です。

話を逸らす

話しを逸らすのもまた手段の一つです。

逸らす内容は何でも構いませんが、一番有効な内容は仕事の話に戻すことです。

理由は何でもよく、なんなら嘘の理由を作っても構わないので、とにかくその場から逃げられるよう、話しを逸らしましょう。

逆に質問する

どうしても咄嗟に言葉が出てこないのであれば、質問に対しておうむ返しで質問で返すことで、時間を稼ぎましょう。

例え逆質問に相手が答えてくれなかったとしてもそんなことは関係なく、あなたが次の言葉を探すための時間ができます。

そして、あなたの態勢を整えたあとに、先述の「言える範囲で答える」、「嘘をつく」、「話しを逸らす」などの切り返しをしましょう。

まとめ

職場でプライベートを聞かれて困るのであれば、自分が言いたくないことはしっかりと守り抜くことが大切です。

しかし、たとえ困る人であったとしても同じ環境で仕事をしていく人でもあるので、同時に人間関係に悪影響を与えないような対応も必要となってきます。

本記事がそのための参考となれば幸いです。