大人のスクールカースト「職場カースト」とは?底辺になった人の5つの対処法

職場の人間関係

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「職場カースト」とは?

「スクールカースト」という言葉をご存知でしょうか?

小中高の頃に誰もが一度は感じたことがあるかと思う、「あの階級制度」を指す言葉として2000年代後半から使われるようになりました。

  • 「スポーツをしている」、「異性からモテる」、「自己主張が多く積極的」そんな子供たちがクラスで実権を握る。
  • トップの座に君臨できずとも、できるだけトップに近いところに身を置きたいとするその他大勢の思惑が入り混じる。
  • 弾き出された子や消極的な子が底辺になってしまう。

階級のピラミッド構造ができる、というものでした。

ニワトリさん
ニワトリさん

へぇ〜、おじさんになった今俯瞰してみるとホントしょーもないな!(元スクールカースト最下位)

そしてその階級制度は学校だけではなく、職場にも蔓延している場合があります。

悩める人
悩める人

一般的にはいろいろと言葉の定義とかがありそうだから本サイトでは「職場カースト」と呼ぼう!

ニワトリさん
ニワトリさん

カーストで思い出したが、トーストにオリーブオイルとほりにしかけたらゲロウマだったよ…。

悩める人
悩める人

………。

「職場カースト」は、「役職者以外の者」や極端に言えば「仕事ができない人」でも一軍になれる可能性があり、世に言うパワハラとも異なるため、あまり表に出ることはありません。

でも、だからこそ「優秀な人がリタイアする」、「仕事の生産性を下げる」結果、「組織を内側から腐らせるレベル」の問題だと私は考えています。

同時に、組織に根付いた考え方やあり方を覆すことはほぼ不可能であって、「自分の職場カーストに対する捉え方」を変えるしかないのだろうな、とも考えます。

では、スクールカーストと職場カーストの違いは一体どのようなものでしょうか?

私が思う「スクールカースト」、「職場カースト」の階級のイメージを下の欄に示します。

スクールカーストの階級

一軍…「不良系」、「イケメン・美人」、「運動神経抜群」

二軍…「一軍の取り巻き」、「お調子者」

三軍…「上位軍のパシリ」、「下位軍に対して強気に出る」

四軍…「オタク系」、「内向的」、「コミュ障」

職場カーストの階級

一軍…「よくキレる人」、「イケメン・美人」、「上司の太鼓持ち」、「多趣味」

二軍…「本当の実力者」、「仕事できる人」

三軍…「上位軍の顔色を伺う人」、「下位軍にマウントを取る人」

四軍…「道化」、「仕事できないけど明るい人」

五軍…「もっさり」、「コミュ障」、「無趣味」、「自己主張が苦手な人」

「職場カースト」底辺になった人の対処法

真正面から戦おうとしない

そもそも仕事をするために職場に来ているだけなのに、仕事と無関係な「職場カースト」で悩まされるのがおかしな話なので、それに対して真正面から戦う必要はありません。

職場カースト上位にこだわる人は、自分が優位であることを自分自身に言い聞かせるために、周りを巻き込んで自分に賛同させる、いわゆる自分に自信がない人なのではないかと私は考えています。

しかし、「職場カースト」が直接、人事評価につながる職場もあるので、スクールカーストよりも随分とタチが悪いですが、「頑張ってもあんまし報われない」ということになります。

そのような職場で働き続けるのであれば、本気と怠惰の良いあんばいで、サボっていると思われないように自分をコントロールしながら、適当にやり過ごすことをお勧めします。

辛いなら逃げてもいい

どうしてもやり過ごせなくなってしまったら、一度置かれている状況から逃げることをお勧めします。

職場カーストにこだわってあなたを見下す人たちとの必要以上の接触は避けて、一度冷静になって自分の態勢を整えましょう。

自分の立ち居振る舞いを決めるのは、それからでも遅くはありません。

しかし、♠︎「ここで逃げ出したらお前仕事できないやつ」的な雰囲気をつくって足場を固めてくる輩もいるかもしれませんが、❤︎「ええええ!わたしゃ仕事出来ませんが何か!?」ぐらいの図太さを持って、まずは極力そいつらと関わらないようにしましょう。(カラオケ風)

冷静に、じっくり考えた末に出た答えなら、転職するのも、再び同じ場所に「違う自分」が繰り出すのも正しい選択です。

「えっと」や「あの」を極力言わない

職場カーストが蔓延する職場では所作、または話し方の自身の無さでカースト底辺に位置付けられてしまうことがあります。

特にプレゼンのような公の場でそのような姿を見せてしまうと、社内の共通認識として底辺認定されてしまいます。

どんなに自分に自身がなくても、ハッタリかまして自信を持った話し方をするように心がけましょう。

社内的な話しであれば、分からないことは正直に「分かりません」と言えば良いし、自分が言ったことが間違っていたとしても、最悪「すみません」と言えば済むことが意外とたくさんあります。

そのための意識として「えっと〜」や「あの〜」と言わないように心がけるだけでも聞き手側の印象は大きく変わります。

「可愛がってもらっている」と思いながら接する

カーストの底辺に位置付けられてしまうと、仕事のできるできないは関係なしに、自分に対してマウントを取ってくる人が出てきます。

それも、一度カースト底辺になってしまうと、その位置付けはなかなか覆りません。

それこそがスクールカーストにはない、職場カーストの大きな悩みで、前者であれば進学と共に自分を刷新できますが、後者は転職でもしない限りは何十年と苦しむことになります。

同じ職場に居続けるのであれば、手段は自分の「職場カーストに対する捉え方」を変えるしかなく、「自分が下に見られることの良い点」を考えましょう。

不本意かもしれませんが、「人よりも周りから気にかけてもらっている」、「人よりも可愛がってもらっている」と考えることができたなら、なんとか気持ちがマシになりませんか?

たとえどんな職場であれ、そこに居ると決めているのは自分自身ですから、「みんな優しいですね。わざわざありがとうございます。」と笑顔で言い返せるぐらいの度量を持ちましょう。

自分の中にブレない軸を持つ

マウントを取ってくるカースト上位の人間は、自分より下位だと思う人間を茶化し、その人が翻弄されあたふたしている姿を見ては面白がります。

つまりは、相手が面白くないようなリアクションをすることが対策の一つだと考えます。

それはカースト上位からの「吹っかけ」に動じない姿勢を見せることです。

そのためには、自分が決断した物事の一つ一つに明確な理由を持ち、引いてはそれを決断するための自分の軸をしっかりと持ちましょう。

マウントを取られている自分自信を学び、冷静に分析できなければできることではありません。

ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、今一度マウントを取られている時の自分を思い出して、何故自分が日常的にそのような目に遭うのかをじっくり考え、それらに動じないための対策を自分なりに考えてみましょう。

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