【10の心がけ】「気にしない」が一番大事。職場の人間関係で悩めるあなたがやるべきこと

職場の人間関係
  • 人にすぐに振り回されてしまう
  • 人と話すだけで緊張して疲れてしまう
  • 人から見た自分が気になって仕方がない
  • 人間関係ばかり気にして仕事に差し支える
  • 劣等感からすぐに人と自分を比較してしまう

あなたは職場の人間関係を気にするだけで疲れきってしまった経験はありませんか?

10人居れば10の考え方があるのが職場ですから、一つ一つ真に受けていては埒があかないのが現実です。

そのような中でこういった悩みを持ったことのあるあなたは、おそらく思慮深く真面目な人なのだと思います。

だからこそ、あなたが人間関係で損をしないための考え方や心がけが必要になります。

この記事では、そのための10の心がけについてご紹介しますので、ぜひ最後までお読みいただけたら幸いです。

職場の人間関係を「気にしない」ための10の心がけ

冒頭でもお話ししたことに当てはまる方は、次の10のことを漠然とでも良いので意識してみてください。

職場での人間関係を気にするより前に、もっとあなた自身が気にしなければならないことが明確になります。

職場の人間関係を「気にしない」ための10の心がけ
  1. 怒られてもウジウジしない
  2. 「誰も立派じゃない」と自分に言い聞かす
  3. 悲観しない
  4. 一人反省会をしない
  5. 悪口や噂話に加担しない
  6. 斜に構える
  7. 通勤時間をON・OFFの切り替えに活用する
  8. 「チーム戦」ではなく「個人戦」だと思う
  9. 「サボる力」を養う
  10. 休日の過ごし方を真剣に考える

それでは一つずつ解説していきます。

怒られてもウジウジしない

なんとか回避したいのは山々ですが、仕事をしていて人に怒られてしまうことはよくあることです。

しかも理不尽な怒られ方をしてしまうこともしばしばあります。

でも怒られたことを全力で受け止めていては身が持ちませんし、理不尽に怒る側の人の気持ちには少なからず次のようなものも含まれています。

つまり怒られたことでいちいち気にしすぎる必要はないので、少しでも食らわぬよう「ダメージコントロール」を自分で行いましょう。

「いやー、怒られちまったぜ!アイツ、うるせーな!でも反省はしとくか。」ぐらいな感じで流せるように。

そういえば、前にこーんなつぶやき記事を書いたことがあるので、こちらも読んでもらえたら嬉しいです。

「誰も立派じゃない」と自分に言い聞かす

あなたは人間関係を気にしすぎるあまりに、「自分よりも他人のほうが優れている」という錯覚に陥っていませんか?

ましてや職場での人間関係となると、その気持ちが仕事に直結して「他人は仕事ができて自分は仕事ができない」という自己暗示にかかり、自己肯定感がどんどん下がってしまいます。

そしてその個人的な感情は自分自身が知らぬ間にそのオーラを発信してしまっていて、周囲の人は敏感にそれをキャッチしています。

つまりあなたは「自分の劣っている姿を人に売り出している」ことになってしまいます。

でも実際は、あなたが思う以上にあなたは優れているし、あなたが思う以上に周りが立派な人ばかりではないのです。

自分に対して否定的な感情を抱かないためには自分自身を俯瞰して、仕事での誰にも負けない自分のアピールポイントを見つけておくのがよいです。

アピールポイントは漠然としたものでも構いません。

  • 人の倍の速さで仕事をこなせる
  • 誰よりも正確に仕事ができる
  • 誰よりも貪欲に仕事を覚えられる

この漠然としたイメージが周囲に定着すればしめたもので、仕事を通してそのイメージが次第に具体的になっていきます。

もっと肯定的なあなたを売り出していきましょう。

悲観しない

何事においてもですが、決してネガティブな気持ちを抱いたままではいけません。

ネガティブな気持ちにならないことは不可能ですが、落胆したことをすぐにポジティブに切り替えられるようになりましょう。

人間関係で言えば、例えば次のような切り替え方ができます。

  • 怒られた「仕事をした結果怒られただけ。次だ次!」、「私だって良かれと思ってやったんだ。萎縮することはない!」、「怒られてもこの仕事が成功すれば結果良い!」
  • 劣等感しかない「初めから100%を目指す必要はない!」、「劣っているのではなく、周りの人が私のことを気にかけてくれているから私は得な性格だ!」
  • 人と話すと息が詰まりそう「気にしすぎだ!実際は私が思っているより、周りは私に興味ないから大丈夫!」、「仕事が終わってまで気にすることではない。それよりも今晩のおかず、何にするかを考えた方がよっぽど生産的だ!」
  • 人に嫌われていないか心配「他人の個人的感情と仕事とを混同しているようでは、私はまだまだ三流だな!」「それはそれ、これはこれ。文句があれば後で聞いてやる。さあ、仕事するぞ!」

とこういった具合に、ポジティブになんて、すぐに切り替わります。

気負わず、あなたはあなたのやるべきことを全うすれば良いのです。

一人反省会をしない

まじめな人ほどよく自宅でやってしまうのが、人間関係における「一人反省会」です。

悩める人
悩める人
  • 「あの態度はちょっと冷たかったかなー…。」
  • 「あーっ、嫌われたかも…。」
  • 「言葉に詰まってカッコ悪かったなぁー…。」

確かに周囲から見たあなたがどのような態度なのかを気にすることは大切ですが、この一人反省会をだらだらと続けるのは決して良いことではありません。

貴重な時間を一人反省会に費やしてしまっては、あなたという主軸を見失ってしまうためです。

というのも、一人で居る時間はあなたが唯一「あなたのことだけを考え、行動することができる時間」で、この時間にできることは枚挙にいとまがありません。

  • 自分のために本を読んだり、勉強をすることができる
  • あなたの趣味に没頭することができる
  • 目いっぱい遊ぶことができる
  • あなたの人生についての重大な舵きりができる

この重要な時間を、人間関係での、それも過ぎた事への後悔だけで消費していくのは、あまりに生産性がないように思えます。

一人反省会に生産性が全くないとまでは言えませんが、常に人間関係を気にしてしまう人ほど、この一人反省会をすっぱり切り捨て、「気にしない力」を身につけることが大切だと考えます。

悪口や噂話に加担しない

当然のことかもしれませんが、悪口や噂話などのネガティブな話題を他人と共有してしまうのは絶対にやめた方が良いです。

悪口や噂話で繋がった人間関係は、抜け出せない上に、あなた自身がそれをコントロールできなくなってしまい、思わぬ方向であなた自身を悩ませるものとなってしまうためです。

これらのネガティブな話題は簡単に手っ取り早く、あなたと周囲の人との間に結束力を生むことができますが、その結束力は何も良いことなんてないのにただ強く、悪い話を共有しているという状況から、そこから抜け出しづらく、抜け出したとしても「あなたが他人の悪口を言った」ことはみんなの記憶に残ります。

  • 話す言葉に説得力がなくなり、仕事に悪影響が出る
  • 例え良いことをしても偽善行為となる(と思われる)
  • 気まずい人間関係を増やしてしまう

人の悪口や噂話を共有することは、自分が人間関係で悩む要素を増やしてしまうことにもなりますし、誰も良い思いをしないので、絶対にやめましょう。

斜に構える

あなたの周りに居る人はあなたの人生の中で偶然に居合わせただけに過ぎず、そこでの人間関係はあなたを中心として考えたときに実はそこまで大したものではありません。

自分自身に対しては真正面から、嘘のないように生きる必要がありますが、対人関係ではそこまで物事を重く受け止めずに、斜に構えて軽く受け流すぐらいがちょうど良いのです。

  • 嫌われたくない
  • 舐められたくない
  • 格好良く見られたい

どうしても、これらのような気持ちから、人間関係をあなたの主軸に位置付けてしまい、そのことで傷つき裏切られたときに立ち直れないダメージを受けてしまうことがあります。

確かに人間関係をポジティブに捉えるのであれば、多くの様々な色を持った人が周囲にいるからこそ、あなたが持つ色が良く活かされるという考え方もできます。

しかし、人間関係と聞いてネガティブなイメージが先行するうちは、「人間関係とは後付けのお飾り」程度に考えるようにしましょう。

通勤時間をON・OFFの切り替えに活用する

人間関係が得意ではない人ほど職場での人付き合いに疲れ切って、定時以降もぐったりとした気分を引きずってしまいがちです。

自分でその気分にON・OFFをつけられたら良いですが、そのままの気持ちで翌日を迎えてしまうと、疲れがどんどん蓄積されて身体にも良くありません。

著者の私は、通勤時間こそがその気分にON・OFFをつけるために必要な時間だと考えます。

「生産性のない無駄な時間」と思われがちで、何かと憂鬱な気持ちになってしまう通勤時間ですが、この時間は使い方次第で有意義な時間になります。

  • 音楽を聴く
  • 本を読む
  • 勉強をする
  • 外の景色を眺める
  • ジムに通ったり、たまには違う道から帰る

通勤時間を自分にとって意味のある時間にできたら、自ずと職場の人間関係でのぐったりとした気持ちにON・OFFがつけられるようにもなります。

「チーム戦」ではなく「個人戦」だと思う

会社という組織で仕事をする以上は、自分一人では成し得ないことをチームで行うことになります。

「仕事」という大枠で見ればチーム戦ですが、もっと目を向けるべき大枠はあなたの「人生」であり、それは誰が立ち入ることもできない個人戦と言えるでしょう。

どうしても目の前の仕事ばかりに捉われてしまい、うまくいかないことや人間関係などに頭を悩ませてしまいがちですが、それならば「もっとあなたの人生をかけて仕事をしてみましょう」。

そこに人間関係は全く関係なく、あなたが「どうしたいか、どう成長したいか」という選択肢しかありません。

著者の私自身も「同じチームの戦友」と思っていた人が次々に退職していき、そのことに気付かされました。

彼らには彼らの生きたい人生、成りたい自分像があって、私と彼らはその時、その場所で偶然「同じチームの戦友」として同じ道を歩いていたのに過ぎませんでした。

人のポジションとか、立場とか立ち位置とか…そんなことを気にする前に、他に気にしなければならないことはたくさんあり、そして全て明確です。

「サボる力」を養う

いつでも全力でいなければならない風潮や、その雰囲気を感じ取っての強迫観念、仕事量が多すぎる、はたまたじっとしていられないタチであったり、と「息抜きができない理由」はぞれぞれです。

特に人の目ばかりを気にしてしまう人であれば、次のような気持ちが働いて息抜きが上手にできないのではないでしょうか?

  • サボっていると思われるのが怖い
  • 人に嫌われたくない
  • 劣等感から人が休んでいるときでも働かなければならないと思い込んでいる

しかし勤務中であってもうまくサボれる力、つまり仕事の緩急をつけられる力を養うことが精神衛生の上では大切です。

いくら週勤5日で休みが2日あったとしても、勤務中にいつでも100%全力のクソ真面目では身が持ちませんし、人の目を気にしすぎるあまりに自分を痛めつけているようなものです。

「サボること=悪」では決してなく、「いかにやるべきことをやった上でサボるか」が大切です。

そのためには、例えば次のことを意識してみましょう。

  • ちょっと息抜きしているぐらいで他人にとやかく言われてたまるか、と強気の姿勢で臨む。
  • とりあえず1時間集中して10分休む等、休む上でのルールを自分で作る。
  • 仕事量が多いと感じても、着実に取り組み前進することを大切にする。1日で終わらなくても慌てない。

気持ちが追い込まれると、他人の目も気にしてしまいやすいので、出来るだけ平常心、強気な気持ちを持ちながら、適度にサボることもしましょう。

休日の過ごし方を真剣に考える

職場での人間関係で疲れてしまったときは、「次の休日を有意義に過ごすためのプラン立て」をしてみましょう。

疲れの原因について深く考えないようにするだけでも気持ちが楽になるためです。

先述で「あなたの人生に目を向けるべき」と記しましたが、一番あなたの生き方が表に現れるのは休日の過ごし方です。

  • 好きなことに没頭する
  • 家族みんなで遊びに出かける
  • 本を読んだり勉強する
  • 健康的な生活を心がける
  • あえて不健康な生活をしてみる
  • しっかりと寝て次の仕事に備える

休日の過ごし方は自由ですが、共通することはみんながそれぞれに自分にとって有意義な時間を過ごしたいと思っている、ということです。

そのために、休日にやりたいことを思い描きながら、考えても疲れてしまうだけのことは考えないようにしましょう。

まとめ

職場であなたがあなた自身のための仕事をしたいのであれば、人間関係は気にしないことが大切です。

そして本記事では、そのための心がけについてご紹介させていただきました。

あなたが仕事をする上で今よりも円滑になるよう、この記事が役に立てたのであれば嬉しいです。

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