仕事で何が一番つらいかと言えば、顧客訪問でもなく、仕事内容でもなく、「職場内での人間関係だけ!それ一択!」と言っても過言ではありません。
当ページ管理人のニワトリさんも、これまでに転職を2回して計3回、職場環境が変わりましたが、結局どこへ行っても人間関係だけには悩まされ続けています。
つまりは、「職場の人間関係がくだらない」と思うのには、多かれ少なかれ原因は自分自身にもあるということ。
そして、自分自身は自分を以て変えることができます。
この記事では転職で3つの職場を経験した私、ニワトリさんが、人間関係がつらいと感じる自分自身の内面的な原因と、そこから学んだ出来るだけ悩まない生き方についてご紹介します。
「職場の人間関係がくだらない」と思うのはどんなとき?
怒られたとき
最もらしい理由をつけて、また仕事にかこつけて怒ってくる目上の人がいます。
彼らの中には怒ることだけが教育であると思い込んでいる者もいるようです。
私の身の回りでも、このような上司の下で耐えられなくなり、退職の道を選んだ戦友の数は数え切れないほどいますし、かく言う私も退職の道を選んだことがあります。
怒る人たち本人も、怒られながら仕事してきたのでしょうがいい加減、時代錯誤だと学んで欲しいところです。
マウンティングされたとき
人は自分がいつでも優位に立っていたい生き物なので、マウンティングに対しての真理については十分に理解できるのですが、その気持ちをマウンティングのターゲットに浴びせかける心理は全く理解できません。
マウンティングされた側としては「のび太はいつまで経ってものび太」で、「ウソップはいつまで経っても格好良いところを見せられない」のかと悲観的な気持ちにもなってしまいます。
とにかく人をけなさなければ気が済まない人もいるようなので、こればかりは本当に無視するのが最善の手段です。
不公平さを感じたとき
自分より強い人には下に下に出るくせに、自分より弱い人には高圧的な態度をとる人がいます。
…自分で恥ずかしいと思わないのかねえ。
また、スクールカーストならぬ「職場カースト」が存在する職場も多く、どんなに仕事を頑張っていたとしても、カースト底辺層への正当な人事評価がされにくい場合があります。
「職場カースト」については下に関連記事を載せておりますので、そちらも読んでいただけたら大変嬉しいです。
人間関係で疲れがちな人の性格
それでは、次は職場の人間関係に揉まれてしまいやすい人の性格についてご紹介します。
ちょっと素直すぎる人
素直であることは良いことかもしれませんが、素直である相手を選ばなければ、自分ばかりが損をしてしまいます。
職場なので色々な人がいます。
全ての人に素直になる必要はなく、ちょっと空気を読んで、良い意味でズルしながら立ち振る舞えたら、少し気が楽になれます。
自分を過小評価している人
よく怒られてしまう人、マウントを取られてしまう人に多いですが、その度に「自分がしっかりしていないから…。」と考え、自分自身を正当に評価できなくなってしまっている人は人間関係において苦労しやすいです。
このような人は言わば、よく怒る人や上から目線の人の恰好の餌食となってしまいます。
彼らは自分よりも劣っていると思う人に感情的に当たることで憂さ晴らしがしたいだけなのです。
あなたがどんなに仕事に一生懸命取り組んでいても、「自分がしっかりしていれば…」で片付けるのは思考停止でもったいないことです。
もっと自分を評価して、自信を持ち「俺はこんだけやってんだ!」と図太く生きる姿勢も大事です。
萎縮しちゃう人
先述の「自分を過小評価している人」と似ていますが、きつい口調で言われると萎縮してしまう人も、怒る人や上から目線で物を言う人の格好の餌食となってしまいます。
周囲の人への恐怖心を抱いてしまっているため、克服するのは少し難しいかもしれませんが、社会人にもなれば皆よい大人で、見かけほど怖くない場合がほとんどです。
あえて教えを乞うなどして相手を立てながら接することで、自分に中の恐怖心を和らげることができます。
慎重すぎる人
慎重にミスなく仕事をすることは良いことですが、悪いように言えば、周囲から「ビビり」、「遅い」と思われてしまいます。
正確さというものは仕事の上では本当に重要なのですが、「正確に仕事をするのは当たり前。スピードが一番。」と言う考えが良しとされてしまう中では、慎重な人は軽蔑の対象となってしまいやすいです。
「ミスのない仕事」を自分のブランドとして周囲にアピールして、煽られない、煽らせない自分を創り出すことが大切です。
人間関係がくだらないのなら「自分を変える」が最短距離
いくつかの事例や人のタイプをご紹介しましたが、共通して言えることがあります。
それは職場の人間関係で消耗してしまい、日常生活にも支障をきたすときの解決策は「自分の考え方を変える」のが一番の近道だということです。
他人は変えられない!自分は変われる!
まず、他人を変えることは不可能だと思ってください。
他人に対しての不満が溢れる気持ちは大いにあるとは思いますが、それを他人に指摘したところで表面上は変わったとしても、根本的な心までは変わりません。
違うシチュエーションで同じことが繰り返されるだけです。
一方で自分自身は変えることができます。
「職場の人間関係がくだらない」これに対しての自分の受け止め方が、今よりも悲観する要素がもし少なくなったとしたら、どれだけ気持ちが楽になるでしょう。
悲観しないための考え方を次に記しますので、是非参考にして見てください。
「うんこにはうんこで返す」
…何のこっちゃ?と思うかもしれませんが、文字通り「うんこにはうんこで返せば」良いのです。
あなたに降り注ぐ数多の人間関係の嫌な部分というのは、実はあなたが真正面から食らう価値すらないのだ、ということに気が付きましょう。
何の思慮もなく相手から吐き出された無神経な態度や言葉で、あなただけが頭を悩ませて体力や気力を消耗しているようでは割に合いません。
少々横柄な態度であしらうことぐらい何ら問題はありません。
謙虚な姿勢、誠実な態度というのは、本当にあなたのことを考えてくれる人にだけ向ければ良いのです。
どうしても「うんこ」を食らっちゃう人へ
でも、「うんこでの返し方」が分からないし、急には変われないよ!というあなたは、自分と周囲の人との間に心の壁をつくってしまっているかもしれません。
まずはその壁を取り払うために、次のことを試してみてください。
上記に共通して言えることは、人の気分を良くするための手段です。
「芸は身を助く」のことわざ通り、周囲の人の笑いを頂いちゃえば、ちょっとの無礼も言えるようになれます。
手始めに職場の人のモノマネなんてどうだろう?
でも、敵は作らないようにねっ!
「飲み会の幹事なんて冗談じゃない!」と思うかもしれませんが、意外とお酒の席の盛り上げ役もポイントが高いんですよ。
幹事を制した者はちょっと得意顔だぜ…!
まとめ
くだらない職場の人間関係ですが、いつまでもそれで嘆いているようでは、何の解決にもなりません。
あなたがこれ以上、くだらない理由で頭を抱えることのないように、自身の考え方を変えられることを願っています。
コメント