仕事の不安は穏やかな時間に突然訪れ、土足で人の心に上がり込んでは居座り続けます…。
- 「ひょっとして、昨日の仕事ミスってたかも…。」
- 「あっ、あの機械電源つけっぱなしだったかも…。」
休日にそんなことを一度でも気にしてしまったら、気になり続けて休める日も休めなくなってしまいます。
究極の「仕事ビビり王」こと当ページの管理人、ニワトリさんです。
休日に仕事のミスが不安になっちゃった!どうすりゃいい?
結論から言えば、どうすることもできません。
会社の鍵を持っているのであれば、現地へ行ってミスの有無を確認することができますが、そうでない限りは不安に気付いてしまった以上、その不安と向き合うしか方法がありません。
ただし、その不安から「学ぶべきこと」は必ずあります。
きっと、このページに訪れたあなたは、これまでに散々同じ不安で悩まされ続けたのではないでしょうか?
自分の性格上、一度気になったらどうしようもなくなってしまうのであれば、自信を持って不安を打ち消せるための事前準備を週末の帰宅前までにやってしまいましょう。
本記事では、そんな仕事の不安に打ちひしがれないための、たった4つの事前準備、考え方についてご紹介します。
その1「1日のTo Doリスト作成を心がける」
To Doリストは便利だけど何で土日に恐れる仕事のミスの不安と関係あるかって?
そりゃ、1日の最後に自分がした仕事を最終確認するのに役立つでしょ?って話です。
メモ用の紙でも良いので、1日のはじめにTo Doリストを作成して、それに沿って仕事をこなしていきます。
飛び込みで入ってきた仕事もちゃんとリストに残してくださいね。
そして、定時の30分前にでも時間を確保して、そのTo Doリストを持って、その1日の自分の動線通りに歩いては、自分の仕事の最終チェックをしましょう。
休日に不安になりそうなところはその時にきちんと確認しておけば、あとあと不安になることもなくなるはずです。
その2「不安なところをスマホで写真撮っておく」
仕事中にちょっとでも不安に思ったらスマホでその部分の写真を撮って、自分だけのログを残しておきましょう。
休日に不安になってしまったとしてもすぐに自分の仕事を再確認することができます。
「仕事中に私物のスマホを出すのはちょっと…。」と思うのであれば、自分が書いた書類のコピーや状態をスケッチしておいて、会社的にはあまり良くないかもしれませんが「あくまでも自分の確認用」として家に持ち帰るのが良いでしょう。
また自分の仕事のログを残す手段は、不安のない休日を過ごすためだけでなく、今後自分が仕事をする上での判断材料、言わば自分の経験値をあげる上でも大いに役立ちますよ。
その3「交代勤務があるなら、会社にいる人に確認してもらう」
会社に残っている人、交代勤務で後から来る人がいるのであれば、その人に頼ることも立派な手段の一つです。
どうしても「人に頼ってはいけない、人を頼ることはわるいことだ。」という考えに陥りがちですが(私もそんなです…)、一緒に働いている以上、「だって仕事でしょ?お願いしますよ。」とある意味図太くいきましょう。
言葉を選ばずに言えば、「自分が動けないなら、指示出して動ける人に動いてもらいましょうよ。」といった感じです。
ミスがなければないで悪いことはないですし、もし有ればうまいことフォローしてもらえる可能性もあります。
しかし、自分がしてもらったこと、人に動いてもらったことに対する感謝の気持ちを忘れてはいけません。
その4「「心配事の96%は実際には起こらない」んですと。」
アメリカのある大学で、人が心配していることの80%は実際には起こらないという研究結果が出ています。
これは心配性の方には朗報ですね。
さらに、実際に起きる20%のうち、16%は事前準備で防ぐことができるそうなので、きちんと週末、会社に居るうちに対策をしていれば、96%は起こらないということなんですね。
しっかりとやることをやり切って、もう手の打ちようがない時に不安に襲われてしまったら、最後はそのように信じて不安を断ち切りましょう。
仕事の不安ばかりに捉われていては、休めるときも休めなくなりますし、何より大損するのは自分自身です。
休日にまでわざわざ仕事のことを思い出すのは、あなたが仕事に一生懸命、かつ慎重に取り組んでいる証拠です。
心配せずともその誠実さは無意識のうちに仕事にも表れているはずですよ。
どうか不安から解放され、安らかな休日を過ごせるよう願っています。
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