※本記事はネタ記事です。
がんもとは?
がんもとは「がんもどき」の略称で、主におでんや、煮物の具として、日本の食卓で親しまれてきました。
がんもは豆腐をすり潰し、ニンジンやレンコン、ゴボウなどと混ぜて丸く形成したものを油で揚げることで作られます。
煮汁がたっぷりと染み込んだがんもは、がんも本来のおいしさはもちろん、その料理全体の風味を一口で味わうことができ、まさに煮物料理にはなくてはならない一品です。
またの名を飛竜頭(ひりょうず)とも呼ぶがんもは、元々は精進料理における肉の代用品として使われたとされており、何にでも取り替えの効く人間の雑食っぷりを物語っています。
ビジネスシーンへのがんもの浸透
近年、生き馬の目を抜くスピードでビジネスマンのパートナーとしての地位を高めつつあるがんもですが、これまでは食卓に並ぶ家庭的でありふれた食材の一つに過ぎませんでした。
そのような庶民派のがんもが、世界経済に名を轟かせ、企業運営に関わる一翼を担う存在になろうとは、一昔前まで誰も予想だにしませんでした。
これらのがんもの活躍を総称して「ビジネスがんも(英:Business Ganmo)」と言います。
それでは一体がんもはどのようなシーンで活躍しているのでしょうか?
本記事では特に重要項目に位置付けられている以下の3つの実例についてご紹介いたします。
- ビジネスがんも(BG)規格認証
- 重要書類へのがんも飛ばし
- 革靴の中敷きとしてのがんもの活用
ビジネスがんもの例
多様なビジネスシーンに進出したビジネスがんもの実績についてご紹介いたします。
ビジネスがんも(BG)規格認証
BGにおける規格認証とは、がんも9001やがんも14001などを始めとするマネジメントシステムの要求内容に企業や製品が合致しているかを、コックさんたちが第三者の立場として審査し、登録することをいいます。
がんも9001は「品質がんもシステム」の規格のことを言い、要求される項目の中で特に重要視されている内容は以下の通りです。
- 社員が社長よりもがんもを崇拝しているか。
- 社員が家庭でがんも入りの煮物を毎日食べているか。
- がんも一体型の製品づくりを目指しているか。
- 社員の家庭にがんもの写真を額縁に入れて飾られているか。
これらをはじめとする要求内容が満たされていることは、社内から選抜された選りすぐりのがんもフリークが内部監査で確認します。
要求事項をクリアした社員にはがんもフリークよりモチベーションの更なる向上図るべく「肩たたき券」が進呈されますが、要求事項に不備が1つでもあれば社員の両親•配偶者•子が過酷ながんも作りに駆り出され、社員は良心の呵責に苛まれながら往復ビンタの後に反省文を書くこととなります。
このようながんもを中心としたグローバルな品質規格を導入することで、社員一人一人の意識レベルの向上や、他社に対する自社製品の高品質アピールへと繋がります。
重要書類へのがんも飛ばし
企業の存続のために必要な書類、いわゆるバイタルレコードや、企業の研究内容について記録された機密書類など、社内の重要書類は多岐、多分野において存在します。
これらの必要書類をクリップや洗濯ばさみなどで宙に固定し、これに対して口腔内に含んだがんもを思いっきり吹き飛ばす行為を「がんもマーキング」と呼び、近年では企業存続の舵を切る重要な行為に位置付けられています。
がんもマーキングの主な目的としては、以下のことが挙げられます。
- 重要書類のセキュリティ対策
- 社員のストレス解消
- マウンティング
やはり、唾液の混ざったがんも汁が書類に付着すると汚いですので、悪意を持った人もそうでない人も、誰もが触れることができず重要書類は守られます。
最も安価なセキュリティ対策としてのがんもの有効性は近年日本のみならず多くの海外の経営者をも唸らせました。
また、「ストレス解消」という面で社員のメンタル面における健康維持にも一役買っており、はたまた「我こそは」と名乗りを上げるがんも飛ばしリーダーのマウンティングのための原動力にもなっています。
革靴の中敷きとしてのがんもの活用
営業職の戦闘服の装備と言っても過言ではない革靴ですが、その中敷きとしてがんもを用いることが近年では常となりつつあります。
煮汁がたっぷりと染み込んだがんもを革靴の底に敷く「がんもインソール」は、靴を履く際に足裏で思いっきりびしゃびしゃがんもを感じることができ、大切な商談の前の景気付けとして主に若い世代に浸透しつつあります。
また、がんもインソールは足の臭いを煮汁の良い臭いに変える防臭効果や、がんもの油分による保湿効果があるだけでなく、がんもの柔らかさに起因する体重の分散作用があるため、足の疲労やむくみ防止の効果もあります。
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